実は悩む!タイムレコーダーの置き場所を決めるポイントとは
勤怠管理のためにタイムレコーダーを設置している企業も多くありますが、悩むのがその設置場所ではないでしょうか。
たとえば大勢のスタッフが働いているような職場ですと、出勤時間にはタイムレコーダーを押すのに長蛇の列ができることがあります。
だからといって部署ごとにタイムレコーダーを設置してしまうと、入り口からタイムレコーダーの距離が部署ごとに異なり、それが通勤時間に影響するなどの意見が出てきたりして、なかなか適切な設置場所を見つけにくいのです。
ではタイムレコーダーを導入する場合、どこに設置するのが一番良いのでしょうか。
タイムレコーダーを設置する場所
タイムレコーダーに印字された時間が出社時間となってしまうため、その設置場所がお店や企業の入り口から離れた場所にあると、社員から不満が出てくることがあります。
基本的には時間に余裕を持って出社するのが望ましいのですが、自宅と会社に距離がある人の場合は、どうしても出社する時間が会社の始業時間ギリギリになってしまうことも考えられます。
そこで、タイムレコーダーを設置するにあたり望ましい場所としては、通用口ではなく店舗やオフィスの入り口になります。
当然オフィスやお店は他のお客様も出入りすることがありますので、関係者以外の目には触れないところに置くのが望ましいでしょう。
タイムレコーダーを設置する際の注意点
タイムレコーダーを設置する場所を決めるにあたり、注意するべき点がいくつかあります。
1つは仕事の始業と終業時刻にタイムカードを押すよう社員に徹底することです。
タイムカードはそのスタッフの勤怠管理を行うものであって、出退勤の時刻を管理するものではありません。
例えば就業時間よりも早く職場についてしまって始業時間まで休憩室で休んでいたとしても、それもまた労働時間として見なされてしまうことになります。
また、仕事が終わってからもしばらく休憩室で他のスタッフと談笑したりして、社内や店内に残っていることもあるでしょう。
始業と就業の時間を正確に把握するために適切な場所を選ぶようにしましょう。